2月15日から20日まで心配していた地震もなく雪も降らず、JRの駅ビルという立地条件の良さもあり、延べにして1000人近くのお客様がご来場くださいました。第1回目からずっと見に来てくださっている方から、とても嬉しい言葉を頂きました。"生徒さんも先生も見るたびにレベルアップしていますね。今回は特にバラエティーに富んだ作品を見ることができ、それぞれの方の個性が豊かに育まれていて心が和みます"と・・・・・。私にとってこんなに嬉しい賛辞はありません。4年の間、コツコツとこの日の為に描いてこられた生徒さんの作品は私の自慢です。共に目標を持って、楽しくかつ研鑽を重ねるお仲間と過ごす時間をこれからも大切にしてゆきたいと思います。
2015年3月アーカイブ
ヨーロピアンポーセリンアートの正統派。伝統的なデザインと優雅な金彩。5年をかけて元ヘレンドのペインターから受け継いだ技術の飾り壺です。マーティシ氏の描いた中央のポプリ壺、後ろ左側のロココの恋人図の額。右奥の天使の額と瑠璃色のペアー壺は私の描いた恋人図です。
モダンから日本的なデザインへとジャポニスムコーナーを作りました。
ヨーロピアンを楽しんでいても、やはり日本のデザインへと魅力は故郷に戻ってきます。芸術の世界はグローバルに自由に楽しみたいもの。日本の伝統的な室礼の中にヨーロッパの色合いで描いた四季の飾り物があっても
素敵と思いませんか。
モノトーンでセットを描いてみました。
ヨーロッパのバラを漆器のような黒マットの皿にプラチナで描き、純白の皿には薄墨色のバラを描いて和と洋のコラボレーションを楽しみました。
2月15日
入り口を入るとモダンコーナー。お孫さんの為に描いた童話の世界。以前住んでいたヨーロッパの街。旅で出会った思い出のイメージ。子供に帰って描いた動物や天使。イラスト的なデザインで遊び楽しみました。下の写真はベネチアの仮面舞踏会をイメージしてみたスペースです。
バレンタインデーの午後からの搬入は、御家族の協力も頂きながらの作業でしたがスムースに運びました。この日の為に、作品展示の土台となる牛乳パックをいくつも飲んで空けて頂き、同じ大きさの段ボール箱を集めたりと御家族の多大な御協力を感謝申し上げます。お陰様でしっかりとした段違いのテーブルが出来ました。
オープンの日には華やかなベルベットの上の華麗な作品を見て頂きたく、その陰には学生時代の文化祭のような乗りで全員の惜しみない協力と明るいパワーが満ち溢れていたことを多くの方々に知って頂きたいとあえて裏話を書きました。
教室としては4年目の作品展となります。この10年ほど地元を離れて、銀座、丸の内、岡山と作品展を開いていました。生徒さんの多くは中央線沿いの方々ですので、ひさびさの国分寺駅ビルLホールでの作品展となりました。
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