2011年8月アーカイブ

作品展も見ていただくだけでなく、お客様に参加して投票していただくコンテストです。

写真にあるように４０体程の人形が一堂に集まりました。

レッスンでお教えした時よりも華やかに可愛らしく変身して集まってきたのです。

ベビーちゃんからポンパドール夫人まで５種類のティーコゼー・ドールが並んださまは圧巻で、

選んでくださるお客様も迷いながら、楽しんでくださいました。

ところで、貴女はどの娘がお好きですか？

東日本大震災の多くの犠牲者の方たちへの祈りを込めて、チャリティー・コンサートを開きました。

３年前,目白のギタルラ社に依頼され、チェンバロに装飾画をトール・ペイント致しました。

今回の作品展にそのスピネットをギタルラ社さんのご厚意で貸していただくことができましたので、

会期中、先の犠牲者への鎮魂曲を中心にコンサートを３回行いました。

そのほか微力ながら、私もチャリティー販売を行い、皆様のご協力のおかげで２２万円の義援金を

宮城県にお贈りできました。

各人がこの数年テーマを決めて作品をまとめ上げました。

洋風アンティークな作品、現代風なしゃれたデザインの作品、

和風モダンな作品等など楽しんで丁寧に時間をかけて仕上げた

作品ばかりです。  

会場左側中央に私のテーブルをセッティングしました。

このセットは大きな薔薇の描き方をマーティシ氏に習い、一つ一つスープカップ＆ソーサーに描きました。

そして、それらを自分なりに花園のようにして、風景画の中に描いたスープチューリンと位置皿に描き上げたものです。

思い出の欧州風景の中に四季を感じさせる薔薇の花園をイメージしました。

これもいずれはフルセットに仕上げたいと思っています。

会場の左側にマーティシ先生の作品がテーブルと壁に１００点以上並んでいました。

中央にはあのキシュファルディーの大壺がガラスケースの中で重厚に輝いています。

(ヘレンド社在籍中には美術館に飾られていた程の素晴らしい大作です。）

その横でデモンストレーションを惜しみなくお客様にお見せしていたマーティシ氏は気さくにも

希望者にはその方のために好きな小作品を描いてあげていました。

１６年間の日本滞在をこの上なく感謝して、多くのファンの方たちとご挨拶していらっしゃいました。

ギャラリー入り口の作品は左から３個がマーティシ先生の作品です。

真ん中の少女像の壺は後ろも見えるようにとマーティシ先生が斜めに設置されたので写真としては残念でした。

右側の７点は私の作品です。動物と少年少女のテーマでここ数年描いている作品です。

このテーマはこれからも課題とし、何時かまとめたいと思っています！

写真が小さくて見辛いと思いますので、何かの折に丸善で作品集をご覧ください。

大きなページではっきり見ることができます。マーティシ先生の壺は素晴らしいですよ。

"景山和代と絵筆の絆"という副題で師弟の垣根を超えた作品集を出版しました。

今回はその発表を兼ねた作品展で生徒４８名とマーティシ先生と私とのコラボの展示会です。

丸善オアゾの入り口ショウウィンドウに大きなポスターが張られ先生と私の作品を飾りました。

省エネでライトアップができないにもかかわらず通りがかりの男性の感嘆の声が聞こえたのには正直驚きました。マーティシ先生の素晴らしい大壺の写真があまりにも印象的だったのでしょう。

ギャラリー正面入り口にも僭越ながら私の作品とマーティシ先生の作品を並べて飾らせていただきました。